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Solid戦記(笑)

ヱヴァンゲリオン新劇場版:破(evangelion:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE)

※本記事は、ネタバレ全開です。

茨木ワーナーにて公開開始日(6月27日)に鑑賞。上映中以外はグッズ売り場が混みまくってた。
初回はまともな席取れそうになかったので第二回の券を予約。普通にいい席で観れて良かった。
んでもって次の日、つい梅田ブルクに2回目を観に行っちゃった。その、なんというか…我慢できなくなってな…。こっそり見るつもりだったが、先輩たちに見つかっちゃったぜ。

・あらすじ(というか紹介)
テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」第六話までを再構成した前作「序」に続く、新劇場版エヴァ第二作。
苗字が「式波」と変更されたアスカに加え、新キャラクターのマリも登場し、旧作とは大幅に異なったストーリーが展開される。

・感想(というより、気になったとこの箇条書き)

ネタバレ全開で。
炙り出し処理は信条(?)に反するから、やっぱりやめた。
気になった点を箇条書きし、感想や解釈、考察なども盛り込んだ。
本当はもっと整理して感想書こうと思ったけど、めんどいので中止ということで…。
あ、超長いので注意。まぁ、目についたとこだけ流し読みしてくださいな。

一応、もう一度言う。
ネ タ バ レ 全 開 で 。














・タイトル「YOU CAN (NOT) ADVANCE」
前作「序」の「YOU ARE (NOT) ALONE」は、「あなたは唯一の存在ではあるが、孤独ではない」という意味だと解釈してよいだろう。ネルフ最深部でのミサトとシンジの会話は、そういうことを言っていた。
では、「破」のコレは何なんだろう。ヒントとなる台詞は冒頭の墓参り場面、ゲンドウの「人は思い出を忘れることで生きてゆける。だが決して忘れてはいけないものもある」ではないか。
これは旧作からあった名台詞だが、「破」のタイトルを「あなたは成長できるが、変わらないものもある」と解釈すると丁度良くリンクする。

・5号機と第3使徒
4本足エヴァのダサカッコイイ挙動、「序」で新たな謎として浮かび上がった第3使徒の正体解明。開始10分でそれらのネタを完膚なきまでに使い切る根性は、いいセンスだ。
ユーロ&ロシアネルフ職員のセリフにあった「アケロン」は、ギリシャ神話版三途の川みたいなものらしい。「辺獄」は地獄の周辺部、キリスト以前に死んだ者や洗礼前に死んだ幼児が住まう場所だとか。

・ユイの没年は2004年
新劇場版では今まで一度も年代設定が明らかにされていなかったのだけれど、「破」では冒頭の墓参りの場面でユイの没年がチラリと見えた。2004年没というのは旧作と同じ。ただし、“西暦”2004年と決めつけるのは早計かもしれない。

・第7使徒、2号機空中戦
すげぇ…あの赤いの、落ちながら戦ってるぜ…。初登場の武器・ボウガンに燃え。
旧作ではアスカデビュー戦の使徒は鯨型だったが、今回は全くの別物にデザイン変更(旧作第八話の原画を紛失したらしい)。
細長い二脚の先にATフィールドを展開することで海上を歩く、どこか振子時計を思わせるのっぽな使徒。旧作でのフィッシング&零距離艦砲射撃作戦よりテンポよく、アスカの優秀さを見せることに成功していた。

・ネブカドネザルの鍵
旧作でいう胎児型アダムに相当するもの。手足の神経線維と、注射器のような頭だけで構成された奇妙な生物(?)。
「ネブカドネザル」はメソポタミアの王。1世から4世までが居た。今回はこの「4」がキーナンバーではないかと思う。
「アダム」という言葉は未だ新劇場版の劇中では出てきていない。ただし、「序」ラストに流れた「破」の予告では「ADAMS」とのテロップと共に4体の光の巨人が映されていた。
その4体の光の巨人は「破」の劇中でのセカンドインパクト回想シーンに登場。また、同じ回想で、ロンギヌスの槍も4本見える。
そして、南極には(4体の巨人の名残と思われる)4本の十字架が現在も残っているよう。
ヨハネの黙示録の4騎士の話とかそういうのを絡めてるのかもしれないが、聖書には詳しくないので何とも言えない。

・ゼーレのマルドゥック計画
「マルドゥック機関」という言葉が無くなった代わりに、こんなのが出てきた。
どんな計画なのかは、現時点ではよくわからない。

・加持さん、今回も死にそう…
マリと一緒に何やら企んでるみたい。リツコからは「リョウちゃん」と呼ばれている。アスカとは面識すら無いのかもしれない。
お色気増量な今作だが、15年前にお茶の間を凍りつかせてしまった事件を反省したのか、ミサトとああいふ行為はしない(酒場のシーンのあと突入するかと思ったが)。
アッー!には爆笑しそうになった。
基本的に、説教担当。でも加持さんの説教はやっぱりいいね。
ところでリョウちゃん、もう少し仕事しなさい。尺が短いせいか、昔より給料泥棒ぶりが増した気がするぞ!

・国際環境機関法人日本海洋生態系保存研究機構
セカンドインパクトで赤く染まった海を浄化する施設。シンジたちは海生生物を見たことも無いどころか海が本来青いことも知らない世代だという話。
浄水漕の配置がセフィロトの図を取っているのは、何か意味があるんだろうか?
そんなことより、俺も綾波と水族館に行きt

・リツコさん、空気化が進行
加持の「少し痩せたかい?」の問いかけの後、旧作では肯定していたが、今作では「1570gプラスよ」と逆のことを答えている。
ゲンドウと近しいところに居て暗躍している描写はあまり見られない。今回は愛人関係とかは無いのだろうか?
でもやっぱり綾波レイは苦手なようだ。

・マヤさんの通勤風景
朝の第三新東京市の風景と共に、マヤさんがスポーティな服装で通勤する場面があった。
マヤさんとマヤさんファンに対する、スタッフのささやかな心遣いを感じた。
しかし今回は、エヴァがグロいことをやらかしても、眼を逸らしはするものの嘔吐はしない。
うちのサークルの後輩に、「マヤさんの好きなところはゲロを吐くところです」と答えた猛者が居るのだが、彼には残念だろう…。
とりあえず、これからの百合描写に期待すべし。

・シンちゃん、策士っすね
畜生、料理のできる男はモテるぜ。
美人と見れば所かまわずお手製弁当をばらまきやがって。
なんだこれは、旧作でヒカリがトウジの気を引くために仕掛けたあの作戦のオマージュ(?)か。
くそ、やるじゃねぇかシンちゃん。
ところで、綾波マンションの外面が前よりだいぶ荒廃してたのは気のせいだろうか。

・第8使徒戦
旧作にも出ていた、自由落下使徒。追加された変形ギミックに大興奮した。
それ以上に良いのがエヴァの動き。土もコンクリも踏み砕いて疾走し、鉄塔のハードルを華麗にジャンプ。
そして、緊急コース形成。音速突破。ほぼイキかけました(byイチロー)。
とにかく、巨大ロボが都市を疾走する格好よさに痺れた。
人間の形を取っているからこそ可能である「二足疾走」という行為が、人間とは比べ物にならない大きさと迫力で描かれる。これを観ていて気持ち良くならないはずがない。
ところで、地味に初登場したのが「プログナイフ二刀流」。旧作の弐号機の肩のウェポンラックの中身は、片方がナイフ、片方がニードルガンだったが、今回は両方ナイフが入ってるらしい。

・バチカン条約
一国が保有できるエヴァは三体まで、という条約。
日本&ドイツが圧倒的な権力を有していた前作に比べ、他の国との関係に関する設定が少し増えたか?

・北米ネルフ
4号機消滅の件でちらっと出てくる言葉。前作では「アメリカ第二支部」…あくまで日本が本部、他は支部という扱いだったが、今回は違うのだろうか?
ユーロのネルフも北米のネルフも、日本のネルフと同等の地位にあるということ?「序」のセリフからして、「国連直属の非公開組織」というのは変わらないようだけど。

・ぽかぽか作戦、レイの性格変化
あれはアリなのかって?ああ、アリだ。
順を追って、「レイにぽかぽかされたいよおおおっ」とか絶叫したい興奮を抑えて、説明していこう。
旧作のヤシマ作戦のあと、シンジと綾波の関係はたしかに進展はしたし、お互いに交流することによる成長は見られた。
しかし、(貞本先生のアヤナミストぶりが迸る)漫画版ですら、やっぱりその成長には絶対的な壁があった。
一つ目の壁ははお馴染み「かわりがいる」せいでレイから虚無感が抜けないこと、そして二つ目の壁は綾波がどうしてもシンジにゲンドウの影を重ねて袋小路に陥ってること。
だが、今回!新劇場版では!まず二つ目の壁が崩壊した!
綾波がシンジにゲンドウの影を重ねる描写は、「序」の時点でカットされた。
対照的に、「破」ではゲンドウがレイにユイの影を重ねる描写があった。袋小路に迷い込んでいるのは、レイではなくゲンドウになったわけだ。
つまり。
壁は、崩れ落ちたのだよ!
綾波は成長できるようになったのだよ!
出来る。
出来るのだ。
ヤシマ作戦を経て感情が発露した綾波は、シンジとゲンドウのもつれた関係を取り持つことを考えるようにまでなった。
それもこれも、「二つ目の壁」が崩れ、より人間らしい成長が可能になったからだ。
そして!「一つ目の壁」もラストで崩れ去った!
シンジが「かわりはいるもの」を全力で否定したからだ!
両方の壁が崩れ、これからレイの成長はどうなっていくのか!?
ああ、レイちゃんにぽかぽかされたいなぁ(結局それか)。
あと、シンジやアスカに対して、「エヴァに乗らなくてもいい世界」の肯定をしたのは新鮮だった。やっぱり、「人が真に望むことの実現」が新劇場版のテーマの一つなんじゃなかろうか。

・アスカの性格変化、設定の変化
大人の前でも学校でも猫を被っていない。ワンダースワンらしきゲームを一人でやっている。加持さんに纏わりつかないどころか面識すら無いんじゃねって勢い。シンクロ率(※)フェチな描写はない。既に大卒という設定は出てこない。
そして、部屋で一人になったときに人形に話しかけている。
アスカの人形というと旧作では有名なアレなわけで、アスカの内面の病みを象徴するものだった。
しかし今作の場合、人形にしろその他の性格描写にしろ、単に性格の幼さを表してるだけに見える。
※そういや、シンクロ率という言葉は今回は出てきていない。「プラグ深度」がそれに相当するみたい。

・お色気シーン増量
主にアスカ。心なしか貧乳化した気がするが。
ブラエプロンは斬新だった。裸エプロンだったらやりすぎだけど、あれならアリだと思いますぜ、そこのセンセ。
くそっ、俺はアヤナミストだというのに、何をホイホイ釣られているんだ。男子中学生か。

・匂いや手の描写
「綾波のにおいがする」とかいうセリフや、握った手や揉んだおっぱいの感触を自らの手で確かめたり、自らの小さな力を手を見つめることで確認したり…という、匂いや手に関する描写は昔からあったが、今回はそれが補強されたのではなかろうか。

・マリの新登場
新キャラの真希波・マリ・イラストリアス。
眼鏡っ娘な見た目からして文学少女系のおとなしいキャラかと思ってたが、そんなことは全然無く、むしろエヴァに乗って戦うことを喜びとしている、活発なタイプの少女。
眼鏡以外にも、匂いフェチ、落ちモノヒロイン属性、変語尾属性、巨乳等の各種オプションを装備。
エヴァに乗ることについて、アスカはをそれを誇りとし、マリは愉しみとする、という対照性が出来た。
加持と何やら共謀しているようだが、「自分の野望に大人を巻き込むのは気が引ける」との発言(加持の「大人の都合に子供を巻き込むのは」と対応している)から、どうも別の思惑もあるよう。
エヴァパイロットには珍しく、鬱々とした悩みごとが無さそうなキャラクター。結構いいキャラだと思う。
まだ謎が多いキャラクターなので、次回「Q」でも注目したい。
マリの新スーツとカヲルのスーツが似ているのも気になるところ。

・27曲目、ループ説
そういや空からマリが降ってきた時、27曲目の演奏をちょうど開始したシンジのカセットテーププレイヤーが壊れてしまった。
それまで25曲目と26曲目を繰り返して聴いていたシンジが、マリの登場と同時に27曲目に入り、新しい展開へと向かう。
旧劇場版はテレビ版の25話と26話に相当する。そして、マリは「破」を象徴するキャラクター(=今までのエヴァを大きく変えるキャラクター)として設定された。
旧作の25話と26話に囚われ続けているシンジが、マリの登場で運命を変える…という暗喩に見える。
「新劇場版は、旧劇場版のラストから続く無限ループの世界だ」という説が補強されたのではなかろうか。
新劇場版の続編タイトルは「Q」。「Q」の文字はループからの脱出を象徴するかのような形だ。

・2号機凍結
バチカン条約による。凍結作業時にコアユニットを外していたのが気になる。第10使徒戦で凍結解除されてマリが搭乗したとき、コアはちゃんと付けなおしたのだろうか?普通に考えれば、付けないと乗れないのだが、マリが旧作のカヲル的な能力を持ってる人外だという可能性も捨てきれない。

・満ち満ちて
加持さんの「世界は君の知らない生命で満ち満ちているんだよ」と、ミサトさんの「世界はあなたがまだ見ぬ人々で満ち満ちているのよ」(うろ覚え)という、似たセリフがある。
旧作で「満ち満ちて」と言うと、「悲しみで満ち満ちたあなたの心」とか「世界が悲しみに満ち満ちていく」とかそんなんばっかなので、新劇場版は大分明るくなったなぁ。

・3号機パイロット
旧作ではトウジ。しかし今回は何と2号機を凍結されてしまったアスカ。
トウジがバスケをしている場面が、旧作とは対照的。
旧作では一人思い悩んだ顔でシュートに成功し、今作ではシンジやケンスケが座り込んで喋っている前でアイスキャンディーを舐めながらシュートを試み失敗。「なんや、また(シュートもアイスくじも)ハズレかいな」は当然、出番が無くなったことに掛けたメタなセリフ。
妹も退院できて良かったねトウジ。ていうか妹可愛いな畜生。
アスカに関しては、かなりハードな運命になってしまったけれども、旧作でのアスカはシンジやレイについていけなくなり独り病んでいったことを考えれば、こっちのほうがアスカが物語にしっかり絡んでいると言えるのではないでしょうか。
少なくとも、アスカがシンジやレイに気を使い、他者とのかかわりに目覚めた(=成長した)からこそ起こってしまった悲劇なわけで。メインキャラクターから脱落したわけではなく、むしろメインキャラとしての存在感を増したと言えるのでは。

・第9使徒戦
前作で言うバルディエル。3号機を乗っ取って初号機を苦しめる。
肩からさらに腕を二本出した3号機が初号機を首絞めする場面は、旧劇場版(まごころを、君に)のラスト、つまりシンジがアスカの首を絞める場面と対照的だ。
また、プラグは初号機の手ではなく口で破壊された。
そして、3号機撃破後にシンジが操縦者の正体を知った旧作に対し、今作は事前に操縦者が誰であるかを知っていた(※)。
※漫画版でも最初から操縦者が誰であるかを知っていたはず。

・ダミーシステム
怪しげなディスクシステムが動くだけでなく、何やらうにょーんと後ろから気持ち悪いのが出てきて操縦席を物理的にも支配。「ああ、こりゃ止められないな」感が増した。
ところで、起動時の画面に「ゴルゴダ」だかなんだかって見えたけど気のせい?

・「今日の日はさよなら」
何とも、趣味が悪い(褒め言葉)。

・SDAT
この時代に何でカセットテープなんか聴いてんのシンちゃん?(※)という疑問に答える新設定が明らかに。悪くない。
※音質がCDなんかよりいいから、プロや音質にこだわるマニアは現在でもテープ使ったりするらしいけど。

・見えない、電車
シンジの内的葛藤を描く場面では、夕暮れを走る電車内の風景がよく用いられていた。新劇場版でもこれは同様。だが、今回は線路と車体を車外から映す視点が追加された。
ただし、車体外面そのものは見えない。夕日の逆光のせいか、はたまた外面がそもそも存在しないのか。どちらにせよ、人の心の存在の曖昧さや内的葛藤の客観性などについて、旧作で示された考えよりも一歩進んだものを提示するという試みのあらわれだろう。

・第10使徒戦、熱血(?)シンジ
旧作で言うゼルエル。相変わらず、攻防共に最強の使徒。
腕だけでなく胴体も包帯状の物質で構成され、変形が激しい。また、ATフィールドを多層に重ねて、立体状にして発生できる。
戦闘場面はいやがおうにも盛り上がっていたが、個人的にはアレがほしかった。アレってのは何かって言うと、初号機のコアを触手でがっつんがっつん突きまくるアレ。
今回は食われるんじゃなく食った。んで女体化。「ま、まさかここで巨大綾波!?」と、ヒヤヒヤさせられた…。
決着は理屈抜き×熱血(マリに「都合のいいやつだにゃあ」と突っ込まれている通り)。
でもやっぱりエヴァらしく、ちょっと病んでる…そんなかんじ。
「綾波を…返せ!」で何とかなる展開は安易なお涙頂戴を狙ったんだろう?という揶揄も聞かれるけども、その見方はちょっと違うんではないか。
エヴァらしいおどろおどろしさを残しつつ、ロボアニメらしい熱さも多めに取り入れ、今回のテーマの一つであろう「望みの実現」をわかりやすく力強く描く…あれはそんな意図の展開だったのだと思う。
自分としては「涙」と聞けば、観ていて泣けるか泣けないかではなく、まず旧作との比較を考える。
旧作で綾波が死ぬ回のタイトルは「涙」だった。そして、「破」ラストのあの展開は「涙」をなぞりつつ、それでいて覆しているいることは明らかだ。なぜなら今回のシンジはレイの「かわりがいるもの」を全否定し、レイを救い出し、二人とも涙は流さなかったから。

・ザ・ビースト
なるほど、そういうのもあるのか(byゴローちゃん)
これも、「ロボットアニメらしい何でもあり展開×エヴァらしい病んでる雰囲気」の産物かな。
背中から突き出している棒がちょっとジェット・アローン(JA)っぽい。

・N2爆弾デカッ
旧作では零号機が抱えてゼルエルに突っ込んでた、樽型の爆弾。今回はミサイル型なので、「抱えて」ではなく「担いで」突っ込んでいく。
エヴァのサイズ(40〜200mという、特撮風味な緩い設定)から考えると、あれって月まで飛んで行けそうなロケットだよな。まさにフライミートゥーザムーン。

・「翼をください」
場面的にもテーマ的にもどんぴしゃな選曲なのだけど、妙に歌唱が拙い(林原めぐみが歌っているらしい)のと、こういう演出を同じ劇中で二度(「今日の日はさよなら」に続き)やるのはどうよという二点が気になってしまった。
まぁ、悪くはないんだけど。

・ミサトさん、保護者として成長してね?
一升瓶を攫んだまま眠ったり、弁当をシンちゃんに作らせたり、相変わらずダメ大人成分も抜けない。
だが、3号機テスト前のアスカや第10使徒に対峙するシンジにかけた言葉を聞いていると、前より被保護者への思いやりが強くなっているのではないかと感じた。

・神となる初号機
今作では初号機が特別なエヴァであることを、ミサトですら最初から知っているフシがある。
旧作では初号機は「唯一リリスのコピー」という、やはり特別なエヴァだったが、そのことについてはミサトは知らされていなかった。
地下のリリスの存在についても今作では最初から知っていたし、このへんはかなり変化している。
「変化」というより、無駄な謎をバラまかずに「整理」した、と言った方が正しいかもしれないが。
「破」ラストで初号機は「人の望みを叶えるためだけのエネルギー体」へと変貌を開始したが、あれはやはりその「特別性」があるからこそなのだろう。
今作での「特別性」は何か。やはり「唯一○○○のコピー」だという可能性も高いが、意外と「パイロットの母親の魂がコアに存在すること」ではないかと自分は考えている。
旧作ではエヴァはパイロットの母親の魂が入っている、というのが定説だったが、これも「じゃぁレイの零号機は?」とか「トウジや、パイロット候補である2Aのメンバーの母親の魂はどうなってるの?」とか、はっきりしない部分がかなり多かった。
今作では、母親の魂に関する話がまだ無いが、だからこそ「特別性」の正体として怪しいと思う。2号機はマリも乗れること、3号機はアスカが(多分)乗れること、そしてユイの死亡だけははっきりしていること…などを考えれば、「初号機の特別性」とはやはり「パイロット・シンジの母親・ユイの魂が入っている」ではないのか。

・赤い眼、青い眼、緑の眼
綾波やカヲルの眼が赤いのは前からのことだが、今回はシンジも初号機を覚醒させるときに眼が赤くなっていた。
また、マリは青い眼だが、2号機をビーストモードに入れると眼が緑に光っていた。
単なる演出、と片付けてもいいかもしれないが、何かありそうではある。
実はアスカ以外のチルドレンは全員使徒だったんだよ!!!とか。
あと、初号機も神格化したとき、天使の輪が浮かび、翼が生え、本来黄緑色である蛍光パーツは赤く光る。

・Mark.06とカヲル
予告通り、月より突如飛来した。槍で初号機の神格化を強制停止して、カヲルくんが「今度こそ君を幸せにするよ」と俺の頭を全力で腐らせるセリフを残し、「破」は終了。
ここで使われた槍は、旧作のロンギヌスとは違う形。どちらかと言えばマゴロク・エクスターミネート・ソード(ゲーム版とかに出てくる刀型兵器)みたいな意匠がとられた、人工的な形。
脳を腐らせると言えば、月面で建造中のMark.06を見学するゲンドウと冬月に対してカヲルが投げかけた「はじめまして、おとうさん」のセリフにも全力で腐らせていただきました。
あのセリフがどういう意味なのかについては解釈は分かれるだろうし、今は自分も色々考えている最中なのだけれど、とりあえず初見時は「おとうさん」が「お義父さん」に一発変換されて聞こえた。
つまり、「僕はシンジくんと結婚するからよろしくね、ゲンドウお義父さん」という意味で俺の脳はあのセリフを受け取ってしまったわけだ。
腐ってやがる。早すぎたんだ。

・説教とエンターテイメントと
延々とオタクにとっては耳が痛い・しかし当たり前のことに過ぎない説教を繰り返していた旧劇場版。
エンターテイメントとしては前半の2号機vs量産機の戦闘場面で終わっていたという、奇妙なバランスの映画だった。
新劇場版はその反省も踏まえ、エンターテイメントとしての面白さを持続させる…というのが当初の宣言であり、「破」を見る限り十分その宣言は達成されている。特に、アクションシーンや、リファインされた使徒のデザインは大きく「序」以前のものを越えている。
説教もあるが、悪戯にファン心理を逆なでするようなものでは勿論無く、あくまで物語を盛り上げるためのものとして存在している。
次回にも期待大。
まぁ、グレンラガン的熱血を持ち込みすぎだ…とか、エロや萌え描写でオタクに媚びてる…といった批判は絶えないだろうが、どちらも新劇場版を彩るには良いスパイスだと思いますぜ、俺は。

・良くなかったところについて数点
・エヴァや使徒やメカ類にCGが増えたのはいいと思うけど(まぁたまには手書きの神作画も観たくなる気持ちもわかるけど)、都市や学校の場面でロングショットから映されるモブがCG臭すぎやしないだろうか。かなり違和感があった。もう少し誤魔化してほしいところ。
・マリのセリフのいくつかが無駄に説明臭くないか?「義手パーツは無理やりシンクロさせてる分、パワーも足りない!」とか。
・3号機をやっちゃった直後のシンジがネルフ本部に「非常電源の残り245秒で本部を半壊させられるよ」と脅しをかける場面で、本部内の表示ではまるで残り245分あるかのようにカウントダウンしてたような…?見間違いかもしれないが。

ヱヴァ破行ってきたよ

綾波!綾波!綾波!綾波ぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!レイレイレイぃいううぁわぁああああ!!!
あぁぽかぽか!ぽかぽか!ぽかぽか!ぽかぽか!いい台詞だなぁ…ハァハァ
(以下略)


てなわけで(どんなわけだ)観てきましたよエヴァ新劇場版「破」。
茨木マイカルで普通に観れました。ただし初回はスルー。

文字通り「破」な映画でした。
「旧作知らない人にはどうよ」感も「序」より上がってしまっていましたが、力の入れようの上がり方はその比ではないかと。
いいセンスだ。

詳しい感想もあとで書くつもり。ネタバレ全開&炙り出し処理で。
上の改編コピペも、ネタバレ部分は文字を白くしてあります。

え?アヤナミストとしてあれはアリなのかって?
勿論、アリですとも。
理由は次回を読んで熟知すべし(by又○イエス)

めちゃくちゃ気持ちいいぞ、と(ry

めちゃくちゃ気持ちいいぞ、と誰かが言っていた。
だから、自分もやろうと決めた。
宿題が進まないある夜、大学のプールに忍び込んで泳いでやろうとSolidは思った。

でも、現実は厳しかった。
塀は高く、バラ線が掛けられていた。水泳部の部室にも体育科にもまだ人が居た。
脳内では潜入任務のスペシャリストとして名を馳せるSolidも、これは無理だと観念した。
夜空がなぜか殊更に綺麗に見えた。UFOどころか、星や月すら見えないというのに。
右手のベレッタM92F(エアーガン)、左手のフラッシュ・ライト(懐中電灯)に視線を下ろして、ふと思った。

ああ、俺、○○歳を越えてるのに、いったい、何やってr

(セルフミストカクテル)

程よく鬱になったところで、こんなの見つけたので、置いておきますね。
http://homepage2.nifty.com/zangu/diary/2002_0914.html
http://homepage2.nifty.com/zangu/diary/2002_0920.html
http://homepage2.nifty.com/zangu/diary/2002_0920.html

中華丼といえば、日本生まれの中華料理。
和製中華といえば、他には天津飯や冷やし中華がありますね。
どれも共通するのは、独特のクドさだと思うのだけど、何が原因なのか。
あんかけ?いや、冷やし中華にあんはかけないしなぁ。
そういや、中華料理店の回転テーブルも日本発祥だそうで。
何が言いたいかっていうと、要は中華食べたいってこと。
いや、むしろ鉄人定食食って根性叩きなおしたい。
すまない今のはウソだ。ありゃ完食は無理だ。

話がそれた。無理やり戻そう。

イリヤは「10代向けのボーイミーツガール」と割り切って書かれているように見えるし、実際その見方でほぼ正しいのだろうけれど、なんでも作者の秋山氏的には「オッサンが読む小説」だとか。
ああ、あの頃、誰々が好きで、こんな恥ずかしいことしたなぁ、若かったなぁ、と。
酸いも甘いもかみ分けたオッサンが、しみじみとイリヤを読む。
あまり想像できない光景ながら、不思議としっくりくる気もする。

そんなオッサンになれるならなってみたいものだ。
が、しかし。
俺って甘酸っぱい経験とか無いしなぁ。
「恥ずかしいことしたなぁ」と言ったら、いわゆる中二的言動の数々くらいしかねぇよ畜生。
非モテ過ぎて、親からホモ疑惑掛けられてるぐらいなんだぜ(※)。
懐かしむべき、せいしゅん全開のおもひでがない。
そんなんで、秋山氏が言うようなオッサンになれるのか!?

おっくれてるぅーーーーーーーーーーーーー!
から、
しあわせでしたーーーーーーーーーーーーー!
へ。
青少年読者からオッサン読者への成長とは、そういうものだと思う。
何を言ってるかわからねーと思うが、自分でも何を言ってるかわからねぇ。
ともあれ。
Solidの戦いはまだ始まったばかりだ…!


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そして、俺は奇しくもプールの近くに住んでいる。
今、深夜。さぁ、宿題の目途も立たないことだし、気分転換にちょっと逝ってきますかね。
きっとプールサイドに美少女が居て、手首を舐めさせてくれて、そんなこんなで○○年ぶりに女性とのコミュニケ〜ションを楽しみ、ふと気づいたら俺は記憶を失ってそこらに放置されているに違いない。

ところで、「イリヤの空」の企画当時の仮称は「UFO綾波」だったというのは有名な(?)話だ。
パクリだどうだという以前に、思いっきり開き直って、エヴァを下敷きにした作品というわけだ。

諸君、私は綾波レイが好きだ。
諸君、私は綾波系ヒロインが大好きだ。
諸君、私は綾波レイが大好きだ。

綾波が好きだ長門が好きだファントムのアインが好きだいやでも他はあんまり知らないな
タバサとか星野ルリとかほとんど名前しかわからんし灰原は別にそんな好きでもないし
要はエヴァが出て15年近くも経ったこの期に及んで綾波の呪縛から抜けられないってこった

まぁ、そんなこんなで、私はアヤナミストなわけだ。
他のヒロインの名前も挙げてる分際で、軽々しくアヤナミストなどと名乗ると古参の人には怒られるかもしれないが。

綾波の何が好きかと言うと、単純に容姿や性格がストライクゾーンだとか、あとは父親との関係がちらつく危うさだとか、まぁ色々理由はある。

<ここらへんからイリヤやエヴァのネタバレ注意>

「綾波って、いくらでも言うことを聞いて、思い通りになって、自分のものにできそうだから好きなんでしょ?」みたいな揶揄混じりの意見がたまに聞かれるが、あれは全くの的外れだと思う。少なくとも、俺の綾波観的には。
自分のものにできるからイイだと?
笑止!
自分のものにできないからイイんじゃないか!

父親との関係がちらつく。
定期的に培養液に浸からないと死ぬ。
途中で死んで3人目になる。
さらには巨大化して人間じゃなくなる。
こんな調子じゃどう転んでも、シンジのものになるはずもないし、ひいてはシンジに感情移入しちゃってる(※)ファンのものになるはずもないじゃない。

手に入りようがないゆえの良さ。
その本質は神秘性と儚さである。
…と言うと綺麗すぎるので、あえてここは本質は「死臭」だと言ってみたい。

死臭と言っても、イヤな匂いは抜かれた、それでもたしかに死の香りがしてくる、そんなかんじの妙な性質のこと。それこそ、神秘的な性質。
非生物性、と言った方がいいかもしれない。

さて、やっとイリヤの話に戻る。
ここまでさんざん「死臭のする綾波系ヒロイン」が好きだと言ってきた。
伊里谷加奈は明らかにそのカテゴリーに含まれる。
でも、実はそんなに好きでもない。安易に萌えとか言えない。
別に、主人公と好意を交わすからダメだ、とかそういうわけでもない。

だってイリヤの死臭って、神秘的とかそんなかんじじゃないもんな。
苦しむ描写がかなり痛々しいし、安らかな死にも縁がなさそうだし。
そもそも、「これは所謂難病モノをモチーフにしている」って作者が公言しているくらいだし(SFが読みたい!2004年度版あたりを参照)。

無臭に加工された死臭なんてハナから矛盾してるんだよ、と突きつけてくる。
安易な庇護感情や萌え感情に、容赦なく横っ面を張り飛ばす。それこそ、作中の大人たちのように。

エヴァの世界の日本は、地軸の変動によって年がら年中ずーっと夏のままだ。
そしてイリヤを読み終った時に、自分が・そして誰もが、「夏が終わった」という確かな感触を得るだろう。

終わらない夏をきっちり終わらせ、綾波萌えもしっかり殺しておく。
そんなかんじの、アヤナミスト症候群を治療してくれる劇薬だと思う、イリヤは。



まぁ、それでも俺が綾波好きなのは何故だか変わらず、今週末のエヴァ破に向けて臨戦態勢だったりするわけだが。


※…シンジに感情移入などせず、シンジとレイの関係ではなくあくまで自分とレイの関係を妄想する---LRO(ラブラブ レイ×俺)万歳!とか言ってれば万事解決だという説もある。
でもあまり、根本的解決にならないような…ややこしくなるからここでは語らないけど。

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まぁ、また雑記なわけだが

・欲しいもの、偶像崇拝、いいセンス
MGSのオールドスネークフィギュア
メディコムトイのウルトラディティールフィギュアMGSシリーズの第二弾。
第一弾は買い逃したので、早めにチェックしておきたい。
オールド・スネークの他には、ネイキッド・スネーク、4版雷電、ザ・ボス、4版ヴァンプ。
ひとつ3200円ちょい。9月25日発売。多分可動とかはあまりできない。
オールド・スネークのポーズは、4で民兵コートを脱いで名前がテロップされるときのアレ。AK102持ってしゃがんでるアレ。老兵の力が漲る、いいポーズ。飾る時の安定性も良さそう。
とりあえずオールド・スネークは欲しい。できればネイキッドも。
…ヴァンプじゃなくリキッド・オセロット出してくれたら、迷わず全買いしたかもしれない。なんでヴァンプなんだYO!
他にも、18000円のネイキッド・スネーク(コールドウォー迷彩版)も出るらしいが、そっちはさすがに手が出ない…。

・体力と精神力の無さを痛感
最近、宿題終えて(終わらないけど)10時に帰って来て、少し休もうと横になって気づいたら朝、ということがしばしば。部屋に戻っても、ゲームもアニメ鑑賞も、あと勉強もできやしねぇ。
こりゃ軍曹に鍛えなおしてもらうしかない。
I love working for MGS
Let me know just who I am
1,2,3,4,MGS blog "Solid Senki(laugh)"!
1,2,3,4,I love MGS!
my Kojima!
your Kojima!
our Kojima!
Metal Gear!

・非モテ度診断
恋愛成績表に引き続き、こんなのもやってみたよ!
んじゃ、早速結果発表といこうか?

あなたの 非モテ度は

67%です


判定:非モテマスター


ここまで来たら立ち直ることはまず無理です。
もし、あなたを好きになってくれる異性がいたら
それはモノ好き以外の何物でもないです
そのチャンスは一生に一度あればいいという確率のものなので
もしそのような機会があれば、贅沢は言わずに妥協すべきです


「マスター!どういうことだ!」

<call 141.12>
S○lid「こちらスネーク。どうしたんだ、オタコン?」
○takon「スネーク!君に伝えたいことがあるんだ」
S○lid「…非モテ度診断のことか…?」
○takon「ああ。実はそのことなんだ」
S○lid「また今度にしてくれ」
○takon「そういうわけにはいかないよ。」
S○lid「…」
○takon「診断結果は67%だったね。これがどういうことかわかるかい?」
S○lid「もったいぶるな!」
○takon「すまない。しかし、驚くべき結果だよ。というのも、この数字、分数で言えば約3分の2。つまり人体に含まれる…」
S○lid「水分の量か!」
○takon「ご名答。さすがだね、スネーク」
S○lid「水分…水…H2Oか…。H2O…性欲を持て余す」
○takon「何か都合のいいこと考えてないだろうね?」
S○lid「な、何だって?」
○takon「まさかね。田舎に引っ込めば、貧乏ツンデレ美少女やおっとりした世話好きお嬢様、天真爛漫な幽霊娘にモテモテ…とか考えてるはずはないよね」
S○lid「…」
○takon「だって君、6年間もアラスカの山奥に引きこもって、犬ぞりばっかりやってたような人じゃないか。田舎に行ったからってモテるわけじゃないのは証明済みだよ」
S○lid「…」
○takon「あ、でも、たくさんの犬に囲まれて、ある意味ハーレム生活だったのかな?」
S○lid「オタコン…」
○takon「ああ、すまない。本題に戻るよ。つまり結論から言えばね、君は全身が干からびでもしなければモテることはないってことだよ。体内の水分全てに○EXDIEが行き渡っている…」
S○lid「俺は負け犬だ!」
○takon「スネーク…」
S○lid「俺は性欲を持て余すこともできない!」
○takon「スネーク!」
S○lid「なんだ…?」
○takon「人生は女だけじゃない、そうだろうスネーク?」
S○lid「オタコン…」
○takon「男の体だっていいもんだよ」
S○lid「オタコン…!」
○takon「スネーク…!」
(第0401回に続く!)

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today’s oracle
プロフィール

Author:Solidrb
自他ともに認めるMGSヲタ。
その証拠に、当初もっと幅広い話題を扱おうかと思っていた(大嘘)この日記も、ずるずるとMGSネタ専用ブログになりかけている。

SFを中心に、様々な作品に触れようと目論む。
が、生来のヘタレゆえ、なかなか数がこなせない。

常にコメントに餓えております。
基本的に全レスで臨むので、感想、要望、質問、意見などなど気軽によろしく。
トラックバックやweb拍手その他も是非。

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