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モダン・ウォーフェア2の空港襲撃シーンについて

少し前のゲームニュースに取り上げられた話だけど。
コールオブデューティー:モダンウォーフェア2(北米版他は昨日発売、日本版は12月10日発売)に、「プレイヤーがテロリストとなって、空港を襲撃し、民間人を虐殺するステージがある」という話。

その動画。残酷な表現が嫌いな人や、ネタバレ嫌いな人は視ない方がいいと思う。


前作の「処刑される大統領の視点」なんかも凄かったが、今回のコレはさらに凄まじい。
何せ、自分が動かすのだから。
前作の処刑シーンは、視点しか操作が効かない大統領を操作することで、一方的な暴力を受ける側を描いていた。
今作の虐殺シーンはその逆。頭(視点)だけでなく脚も腕も動かせて、そして銃を撃てるテロリストを操作して、一般人に一方的な暴力を浴びせるのだから。

海外版はもう発売されたが、もしかしたら日本版では規制されるかもしれない。
オーストラリアでは、発売中止を求める声が上がったらしい。

「民間人を殺せる」という項目は、表現規制・発売規制を課すにあたってかなり大きなポイントではないかと思われる。
例えば、CEROレーティングの「D」(17歳以上対象)と「Z」(18歳以上対象)は、どちらも殺人表現が多いソフトに付けられている。
だが、その両者を隔てる壁として、「兵士や怪物だけを殺すか・民間人も殺せるか」というの項目があるのではないか…と考えるのは、決して間違いではないだろう。
自分の持っている「Z」ソフトを例に挙げれば、「グランドセフトオート4」や「アサシンクリード」。どちらも無辜の一般人を殺害できる。

一応、このステージをプレイしなくても、ゲームを進められるらしい。
だが。
正直に言おう。
プレイしてみたい。

勿論、「罪もない人々を虐殺して楽しみたい」などという暗い願望があるわけではない。
だがプレイしている最中には、そういう願望に近いものが自分の中に立ち現れてくるかもしれない…良心に対抗して。
だが、最終的には良心の方が勝るだろう。

「何故テロリストはこんな残虐なことをするのか」という疑問。これが主人公の視点からプレイヤーへ投げられることはよくある。ゲームに限らず、近年のニュースに触れる場合でも、そういう機会は多い。
今作では、テロリストの視点から(それも主観視点から)も、その疑問が投げられる。
二方向から同じ問いを投げられて、プレイヤーは揺さ振られる。
そして、最終的には、「主人公はどうすればいいのか(プレイヤーはこのような現実に起こりえる事態をどう考えればいいのか)」が、明らかになる。
開発側の云うところの「悪をはっきりさせる事によって彼らを止めるプレイヤーの任務が緊急な状態であるという事を示す」というのは、こういうことだろうと思う。
実際にプレイしてみることで、この凄まじい演出の威力を体感してみたい…というのが、自分の正直な思いだ。

このシーンに対しては、「現実と虚構を区別する」とかいう単純な二元論ではなく、「現実に言及している虚構にどう向き合うか」という問題で考えるべきだと思う。

今のところ、近所の店で日本版を予約してある。
規制が入らなければそのまま予約したものを購入、規制が入っていれば海外版を買うことにしようかと思う。
規制が入るという報は無いものの、入らないという報も(発売一ヵ月前の今になっても)無いのはどうも怪しいところだ。

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ウ~ム

自分も知恵袋でこういう質問をしたりしてるんですが
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1025255075

物語もやらないのにお前ら口出すなと心からいいたい!!
ゲーム=現実から逃げる、現実を知らない、ゲーム脳ってなるのか!!
それならどんな薬よりも危険な代物だろうが!!
ただ人をころすゲームなんてない、あるとしたら
一般人がネットで作ってたり、海外のR18くらいだろう、
日本人はそんなの作らない、もし作った奴がいるなら
「きっと相当イカレた奴なんだ」R電

日本人はもっとゲームと言うものを理解して欲しいですね
なにも知らないで口出す奴をみると
「なんだか無性に腹が立つんだ、君もそうだろう(怒)!!」0少佐

Re: ウ~ム

> ジョニー一族さん
厳しいことを言うようですが、あまり感心はしません。

ゲームファンとして、表現・販売規制やマスコミの報道が気分のいいものではないことはたしかです。しかし、そのように感情的に反論することは逆効果なだけでしょうね。
「知らずに口を出すな」「まずはやってみろ」というような言葉は尤もといえば尤もです。しかし、多くの場合はそれが通じないということ、そして通じなかった場合でも相手を無知だと罵るような態度をとるべきではないこと、その二つは念頭に置くべきです。
自分は分別をもったゲームファンである、ということを常に示し続けるべきなのですから。

それと、「日本人はそういうのを作らない」というのも変なナショナリズムだと思います。
ちなみに、今回取り上げた「モダン・ウォーフェア2」は米国製ソフトです。
意味のある場面ではあるのだけど、あまりに残虐ではあるから、日本版の移植・販売会社(この場合はスクウェア・エニックス社)が自主規制を入れるかもしれないな、でも出来ればそうしてほしくないな…という話です。

No title

前のコメントではヒートしてスミマセン_(._.)_
違うんです、
いくら僕でも自分の概念を人に押し付けたりしませんよ、
ただ僕は物語、主人公の思いや苦しみを知らないのに
人がしぬ、ころす=さつじんゲームと言われるのが悲しいんです。
ニュースの報道であったじゃないですか、
「少年AはR18ゲームを大量に持っていました」って報道が、
まるでゲームをしたから悪い事をしたみたいな言い方が、
しかもその次の日の担任の先生は授業一限(本来は運動会の準備)を丸々使って
「ゲームをすると頭がおかしくなる」
「人をなんの感情もなく人をころせる大人になる」
という事を永遠と話し続けるんです、そればかりか
「おい●●!!(僕の名前) お前がいつも○○(友達)と話してるメタルギア
それも人をころすゲームじゃないか、そういうのをやる奴が人をころすんだ!
そんなのやってないで勉強しろ」
と名指しされた上に、一番好きなゲームを馬鹿にされたんです。

先生みたいな考えを持つ人ばかりじゃない、
人それぞれ考えは違う、わかっているんですが
それがトラウマになってるんです、

ですから「ゲームのせいで○○」という言葉に過剰に反応してしまうんです、

ですが安心してください、先ほど書いたように
自分の概念を人に押し付けてムリヤリ正当化する事はありません
間違っても相手を無知だと罵るような態度をとる事は決してありません、
ゲームで争う、ゲームのせいにする、それはゲーマーとしてしてはいけない事だと思ってます。

長々と馬鹿な事書いてスミマセンでした(´:ω;`)
どうかこれからもよろしくお願いします。

Re: No title

> ジョニー一族さん
そういう報道もあるでしょうし、そういう教師も居るでしょう。たしかに、ゲームファンとして悲しいことではあります。特に、その教師の話はなかなかに酷いものがありますね。
ただ、そういった意見の持ち主とどう折り合いを付けるか?
「人それぞれ」なんてのは前提以前のこと。問題は、「人それぞれ」だから自分はどうするか。
衝突を恐れず、徹底的に話し合うか。
それとも、諦めて立ち去るか。

正直に言ってしまえば、今の自分はどちらかと言えば後者です。
前者になること自体は簡単ですが、なったところで成果を上げるのはかなり難しい。
まず、社会的地位が無ければ、成果は挙げられません。例えば、学生が教師に反抗したところでろくなことが無いように。
そして、その社会的地位を自ら崩す覚悟も必要です。どうあっても最初は異端視されます。
また、社会的地位だけじゃなく、教養が無ければどうにもならないでしょう。

今の自分は、どちらかと言えば「諦める」派。
社会的にも教養的にも、成熟していない。未熟なうちは、避けられる戦いは避けた方がいいと考えているのです。
チキンと言われればたしかにチキンですが、長い目で見れば今はその方がいいという確信は自分なりにあります。
また、未熟なまま、あるいはやりあうことなく終われば、それもそれで良いと思っています。

「自分の考えを押し付けてはならない」という言葉は、「押し付け方の作法を誤るべきではない」と言った方が正しいと思います。前者は建前で後者は本音のようなものですから、後者を軽々しく口にしてはならないでしょうが。

ところで、挙げ足を取るようですが、「永遠と」ではなく「延々と」ではないでしょうか。
言葉遊びでないのならば。
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