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Grand Theft Auto Ⅳ(グランドセフトオート4)

グランド・セフト・オートIV【CEROレーティング「Z」】グランド・セフト・オートIV【CEROレーティング「Z」】
(2008/10/30)
PLAYSTATION 3

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ニューヨークをモデルとした街「リバティー・シティー」にやってきた主人公が、何でもありの毎日を繰り広げるアクションゲーム。
自分への誕生日プレゼント(笑)として発売日に買うも、ミッションに挫折しかけたり日常生活が忙しくなったりMGS4やエロゲに浮気したりなんなりで、今日やっとクリア。

次世代機だけあって従来と比べ物にならないほどグラフィックが綺麗。
そして、高層ビルから場末の路地裏まで、気が遠くなるほど作り込んである。
縦横に入り組んだ道や鉄道、植えられた草木、積まれた資材や壊れた建材、マップ上にある全てのものに不自然さが無い。そこを走ったり、ぶらさがったり、登ったり。
勿論、マップの広さも健在。カーナビが無ければ確実に迷子になることは間違いない。
そんでもってシームレス(移動時のロード無し)。多少処理落ちすることはあるが、ほとんどストレス無く街を駆けまわれる。
車を盗み、乗りまわし、銃を買い、服を買い、酒を飲み、そのまま車に乗ってサツに追われ、携帯の着メロや待ち受けを買い、テレビを観賞し、ラジオを聴き、ファーストフードを買い、ストリップに行き、娼婦を買い、友達とダーツやビリヤードを楽しみ、カーレースに出場し、川を泳ぎ、ヘリで摩天楼の間を飛びまわり、その勢いで幸福の女神像に激突し、通行人を殴り、現金輸送車を襲い、展望台からノーロープバンジージャンプし、出会い系で男にデートを申し込み、幼女性愛サイトに釣られて手配度が5になり、etc,etc。
やれることの数は枚挙に遑がない。そして実に反社会的。エンターテイメントと割り切ってやりませう。

物理演算、というのだろうか。
プレイヤーがオブジェクトに当たった時の挙動がリアル。オブジェクト同士も干渉しあい、積まれたものの崩れ方などは一見の価値あり。
車の挙動や、車にはねられたNPCの飛び方などにも演算の細かさが表れている。

NPCの挙動もいい。会話を楽しんでいたり、電話していたり、飲食していたり、掃除していたり、運動していたり、警察から逃げていたりさまざま。ぶつかったり目の前を走るとfuc○ youだのa○sholeだの、お下品な言葉を返してくる。
モデルとなった人間と声の出演も凄まじく多い(エンディングクレジットで笑ってしまうほど多い)ので、「同じ人間」に出会って萎えることもまず無い。

タイトルの通り、車が盗み放題だ。車だけでなく、バイクやボート、ヘリまで。
運転システムは結構独特で最初はうまくいかないものの、慣れれば対向車線を走ったり、DIO様のように歩道を走ったりも自在だ。
それぞれの乗り物の操作感覚の違いもうまく差別化されているため、次から次へほかの車を試してみたくなる。
無茶な運転をしていると、ぶつけたり撃たれたりで傷跡が生々しくつく。この破壊バリエーションの多さも言うに及ばず。

地味なところだが、仮想のインターネットが面白い。
メインミッションに関連した記事のふざけた内容…「犯人がわからないと事件をネタにした本が書けないだろ畜生」なんて不謹慎な警察官のコメントやら、「今回の事件はゲームの影響に違いない」などという自虐的(皮肉的?)な論評やら。
「あなたの高校時代の同級生がエッチしたがってます」なんていう、非常にアレなかんじのスパムメールが迷い込んできたりもする。
ネットサーフィン(死語?)に耐える作りこみに関心。
ただ、英語オンリーのページも結構存在する。スラスラ読めたらもっと楽しめただろうに。そこが心残りだったりする。

シナリオもなかなか良かった。古参のイタリアン、新参のロシアン、落ち目のアイリッシュ、他にも様々なマフィア勢力が息づく中で、過去の復讐を胸に淡々と違法の依頼を受ける、ユーゴ系移民の主人公。盗みあり、殺しあり、裏切りありの一筋縄ではいかない世界を切り抜ける。
キャラクターも魅力的。バカだけど憎めない従兄弟、ステロイドばっかりやってる筋肉バカ、大麻ばっかりやってるがいざというとき頼りになるジャマイカ人、ヤク中・悪徳警官・筋金入りのワル・チンピラの四兄弟と、対照的にまともな妹と母親の家族、などなど。
主人公も暴力的ではあるが、芯の部分では誠実な人間なので、印象は悪くない。
ファイナルミッション(分岐あり)終了後の感触は(ネタバレ自粛)。

欠点として挙げられるのは、一部の操作性の悪さと、難易度の高さくらいだろう。
難易度の高さについては後述するが、欠点と言い切るのは語弊があるかもしれない。
が、操作性に関してはイラつく場面が結構多かった。
まっすぐキビキビと走ってくれないとか曲がってくれないとか、移動関連でも結構戸惑う場面が多いのだが、それ以上に困ったのがカバー・システム。
そもそもカバー・システムというのが何かというと、銃撃戦のときに壁や柱やコンテナや車を遮蔽物として利用するシステムのことだ。
これが出来ないとすぐさま蜂の巣。とは言っても、利用したい遮蔽物に向かってR1を押すだけだから、操作方法自体が難しいというわけではない。
判定がわかりにくいのだ。意図しない側面…モロに射線に晒される側に張り付いてしまう、なんてことが結構ある。某和製潜入ゲームの「意図してないのに壁に張り付く」どころではない。
これは、少し離れた壁でもスライディングで距離を詰めて隠れたりできるようにするため、カバーシステムの判定範囲を広く取っているせいだと思われる。目の前の遮蔽物にしか張りつけないような判定でも十分だと思うので、そう改善してくれた方がはっきり言ってありがたい。

潜入ゲームといえば、今作の指名手配システムは結構ステルスアクション風味がする。
犯罪行為を警察官に目撃されるor市民に通報されると、主人公が最後に目撃された地点を中心として円形の範囲に包囲網が敷かれる。その範囲から脱出し、見つからずに一定時間経つor車の外装を塗装屋で塗り替えると手配解除。
円の半径は「手配度」次第。包囲網の厳重さもまた手配度次第。
1ならパトカーがちらほら追いかけてくるだけ、2なら数台のパトカーが日本じゃお目にかかれないようなフォーメーションを組んで襲いかかり、3ならさらにヘリやボートまで出動し、4なら加えて特殊部隊が押し寄せ、5ではスナイパー部隊を追加、6ではそれらすべてが数と攻撃率と捜査範囲を増して主人公をタコ殴りにする。
1や2なら普通に車を盗んで走ってるだけで逃げれるのだが、3あたりから橋やトンネルのロードブロックも厳しくなり、ある程度は逃走経路を考えないと囲まれて殺されてしまう。
中心部の渋滞を利用して撒いたり、多勢が不利な路地を縫ったり、はたまた地下鉄の線路をバイクで抜けたり。
わざと犯罪を起こして逃げるだけでも、かなり色々出来て楽しめる。

というわけで自由度。自由度がものすごく高い。
と、こういう賞賛あるいは宣伝の文句は使い古されており、たしかに嘘偽りはないのだけれど、そこにはちょっとした落とし穴がある。
落とし穴、というと印象が悪いのだが、それは次のようなことだ。
金を稼ぎ、よりいい車や武器を手にいれ、マップを開放して、よりゲームの自由度を満喫するには、ストーリーミッションをクリアしなければならない。
いや、どんなゲームでもそうだろ?と言われればはいそうですと答える他ないのだが、結構難度が高いのだ、コレのミッション。
基本的に洋ゲーというのは和製に比べて難しめなものらしい(それくらいじゃないと欧米人は満足できないとか)。
特にバイクチェイスが難しかった。事故ったり道を間違えたりしたら即「○○を逃がしちまった」とか表示されて最初からやりなおしなので、左スティックとR2アクセル・L2ブレーキでしっかり運転しつつ、右スティックとL1トリガーでサブマシンガンをぶちこむ。かなりテクニックと集中力が要る。
そんなわけで、メインミッションに関しては自由度が高い(=「色々な攻略法がある」)とは言い難く、それを乗り越えねば通常時での自由度を楽しみ切ることもできないので、アクションゲームが苦手な人には勧められない。
勿論、難しさとはやり応えの裏返しでもある。特に銀行強盗ミッションなどは非常に緊張感があった。
札束を盗み、迫る警察や特殊部隊と撃ちあいながら路地から路地へ、そして地下鉄駅から線路を走り抜け、出口が封鎖される前に車を奪って逃走…、と。その間に仲間と交わされる実に反社会的なセリフもあいまって、まさに映画さながら。

とにかく、PS3、xbox360あるいはハイスペックなPCを持っていて、アクションゲームがある程度出来る方はぜひ。
自分は次はCoD4をやろうと思っているのだけれど、台詞の翻訳が残念な出来らしいのが気がかり。GTA4の(いい意味で)汚い台詞回しは日本語でもしっかり魅力的なものになっていたので。

「しっかしクソ長いレビューだ。
ここまで誰が読むってんだ?」

xbox360版だと、かなりのボリュームの追加コンテンツがあるらしい。
自分はPS3なので、ちょっと残念。

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SFを中心に、様々な作品に触れようと目論んでいる。
が、生来のヘタレゆえ、なかなか数がこなせない。

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