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トランスフォーマー(Transformers)

トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
(2008/07/04)
シャイア・ラブーフミーガン・フォックス

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昨日、テレビを点けたらやっていたので鑑賞。
なんちゃらロードショーとかうんちゃらプレミアムとか映画番組は、CMとそれに伴うカットが鬱陶しいのであまり観ないのだけど、今回はまぁ何となく観てみることに。
いつもは映画はDVD借りて字幕で見るのだけど、これはアニメっぽい話なので吹き替えで観てよかったと思う。

・あらすじ
中東カタールの米軍基地に、一機のヘリが接近。その機体は数ヶ月前に破壊されたはずの味方機だった。撃墜するわけにもいかず、着陸時に拘束しようと兵士たちが近づくと、ヘリは突然ロボットに変形。圧倒的な火力と装甲で基地を壊滅させ、軍事データをハッキング。
一方ロサンゼルスでは、冴えない高校生・サムが父親から初めて車を買ってもらっていた。
ある夜、その車が勝手に動き出した。追いかけたサムは、車がロボットに変形するさまを目撃してしまう。驚愕が冷めやらぬままに、今度はパトカータイプのロボットに追い回される。
自分の車が戻ってきて、その危機から救ってくれた直後、宇宙からさらに数体の変形ロボットが飛来。
彼らはサムに、自分たちは或る惑星から来た金属生命体であること、先ほどのパトカーや米軍基地を襲撃したロボ勢力の野望を阻止せねばならないことを告げる。

・感想
クルマも、巨大ロボも、ガールフレンドも、全部ぼくらがいただきだ。
そんなかんじ。主人公が一人なのに「ぼく」ではなく「ぼくら」なのは、どう見てもオタク(視聴者も制作スタッフも込み)のぼくらに贈った作品だから。
自己投影のススメとしての複数形。エヴァの「チルドレン」と同じような意図。多分。

話がそれた。

とにかく、DTオタク万歳!な映画。いい意味でも悪い意味でも。
んじゃ、それぞれ挙げていこうか。いいとこと悪いとこを。

○いいとこ
・主人公がひたすら童貞くさい。というか童貞。
それっていいとこのなのかよ!と突っ込まれるだろうが、間違い無く、いいとこだ。だって(説明不要と判断)。
鏡の前で告白の練習をする。クルマが欲しくて親にねだる。イタいハンドルネームでネットオークションに参加。
鍵をかけていた部屋に親が入ってきて、「思春期なんだからやめてくれよ!」。→母親「マスかいてたの?いいえ…その、お楽しみタイム?特別な時間?」。
あいたたたたたたた。
しまいにゃロボに「あなたは今、交尾を望んでいるようだ」と生体分析されてしまう。しかもヒロインの前で。某寄生獣よりひでぇロボだ。
主人公はロボもの主人公らしい熱苦しさも無ければ沈鬱さもない。そりゃ終盤になればさすがに頑張るが、それまではちょっと間抜けな普通の少年だ。
他にも、「俺まだ童貞なんだ!」と命乞いするデブ黒人なんかも出てきて、実にすばらしい。
なんというか、その、親近感が沸…いやなんでもない。ど ど ど ど 童貞ちゃうわ!

・変形メカ萌え燃え
変形はいいね。ロボの生み出した文化の極みだよ。
幼い頃(※)、トランスフォーマーには触れたことはなかったが、タカラの勇者シリーズの変形ロボが大好きだった。きっとおとこのこなら誰しも、変形ロボにはロマンを感じることはあるはず。いや、今も感じてるはず。ええっそうだろう!?
落ち着け。落ち着け。…ふぅ(賢者タイム)。
そんなわけで、この映画の変形シーンはすげぇ。たっくさんの部品がガチャガチャと複雑に絡み合って納まって、ロボになったりクルマに戻ったり。
何でも、2万個以上の部品で描かれているとかで、製作当初はちょっと動かしただけで300台のパソコンが落ちたとか。

・軍事ネタ萌え燃え
なんか妙にいろーんな種類のヒコーキが出てくる。
ステルス・スーパークルーズ・STOLでまさにS3計画な高性能戦闘機・F22ラプター
プロペラ機とヘリコプターのハイブリッド・V22オスプレイ
後部エンジンの位置がいいかんじ、T4でも出てきた近接航空支援機・A10サンダーボルト2
CoD4「空からの死」でお馴染み、輸送機に砲台付けたら超強かったよ・AC130ガンシップ
あと機体名称はわからんけど、でかいレドームがチャームポイントな空中早期警戒管制機(AWACS)。
いわゆる戦争用ラジコン飛行機UAVのRQ4グローバルホーク
他にも、ヘリや装甲車など色々出てくる。
こんなに色々出てくる映画ってそうそう無いんじゃないか。予算どうなってんだコレ。
変形メカだって充実しているのに、ミリヲタ趣味丸出しで色々と乗物を登場させる。いいセンスだ。

・アメリカン萌え燃え
アメリカの高校生って、本当にあんなんなんですか奥さん。あんなんってのは、その、筋肉が至上だったり、放課後はバスケばっかやってたり、クルマ持ってることがステータスだったり、ビッ○っぽいオンナが引っ張りだこだったり、etcっていうような。
それと、能力さえあれば10代でNSAに協力を要請される…なんてこともホントにあるんですか。
あと、庭が無意味に広いですな。
なんか極東のイ○ローモ○キーにとっては眩しい世界であります。

・陰謀説テイスト溢れる歴史ネタ
フーバーダムの実態とは!2003年の火星探査船計画失敗の原因とは!現代テクノロジーの起源とは!大統領でも知らない、秘密調査機関の目的とは!
驚愕の事実があなたの前に!

・パロネタ多くね?
「そう、そこでマトリックスのポーズ!」とか「アルマゲドンの100倍イケてるぜ!」とか「この爪痕はフレディ?」→「いやウルヴァリンだ」ってなボンクラテイスト溢れるネタの数々。
「(ロボを指差して)たぶん日本製。うん間違いなく日本製。」とか「さすがノキアの携帯。さすが日本製。さすがサムライの国だ」→「ノキアはフィンランドでしょ?」みたいな、トランスフォーマーの故郷・日本を意識したネタの数々。
こんなかんじの、ちょっと笑えるネタが割と多めに仕込んである。
こういうあからさまなパロディは、洋画ではあまり見たことが無い(洋画鑑賞の絶対数が少ないせいかもしれないけど)。どっちかと言えば日本の漫画・アニメでよく見るようなノリじゃないのかこれって。

○悪いとこ
・ドラマ性?何それ?
いや別にこういう映画にゃいらないよねドラマ性とか。
だから別に俺としては「悪いとこ」とは思わない。ただ、ドラマを求める人には合わないかもよ、と警告を残すのみ。
そもそもこの映画、ドラマなんて書く気が無いのは見え見え。
だって、米兵たちが「帰ったら娘に会いたい」とか「この前いい店見つけたぜ」とかフラグ丸出しな会話をする場面から開始するんですぜ。普通、中盤以降での人物の死を盛り上げるために使われるフラグを、冒頭での危機の予兆を示すためだけに用いるという蛮行(褒め言葉)。
それに、最初のメカ(買ってもらったクルマ)が仲間になったとたん、他の4体も突然宇宙からやってきて挨拶にくるんですぜ。
そんな開き直り様なのに、「ドラマが無いからダメ」みたいに突っ込むのも野暮じゃないっすか…「ドラマが無いのでイイ」なんですよコレ。
あ、もちろん、知性を持ったロボと交流する作品として欠かせない、熱い場面もあるのでそこはご安心を。

・カメラワーク好きじゃないなコレ
これが最大の問題点。
やたら動きまわるし揺れるので(マイケル・ベイ監督ならではのカメラワークらしい)、何が起こってるのかよくわからない場面もちらほら。
「なんかよくわかんないけどすげぇ」という感覚。それは楽しさと同時にもどかしさも残るもの。
特に、オートボット同士の近接格闘の場面で、「よくわからないけどすげぇ」現象が顕著に起こってしまった。寄りっぱなしのことが多いので、戦況がよくわからないのは勿論、ロボごとの個性があまり伝わらないのが痛かった。
終盤の市街乱戦はさすがに力が入ってるのだけど、カメラワークのせいで飽きがきてしまう局面もしばしば。
おかげで、(ネタバレ→)ジャズがやられたのを見落とした(←ネタバレ)。完全に集中力を欠いていた。
それと終盤の乱戦についてもう一つ言えば、「こんなデカいのが街で暴れたらヤバいよな」と思わせる力が今一歩足りないような。もっと倒壊と死体と火災の描写をたっぷり盛り込んでくれれば、と(まぁそれやったら子供達に見せられなくなるんだろうけど…)。
そんなわけで、「こんなのが街に来たら…」感を味わわせてくれた、「ジュラシック・パーク」を久々に観て比較してみたくなった。メカは好きです。でも恐竜はもっと好きです。

・まとめ
てなわけで、今公開中の続編「トランスフォーマー リベンジ」を映画館にまで見に行くかどうかは微妙なところ。DVD出たら見るだろうけど。
どう見てもDT卒業したと思われる主人公が「リベンジ」でどんな風に行動するのかは気になるが…。


※幼い頃…まぁ、他の子供より随分長い期間ハマっていたわけだが。なんでみんな、「勇者シリーズは子供っぽい」とか言うんだよ。いいじゃねえかよう。ダグオンなんて大きな女の子たちにもウケてたらしいぜ?
・追記
カラースモークグレネード(緑)に萌え。
緑色の煙が充満していると、どうも敵兵が叫び出す姿を思い出してしまう(@MGS4)。
または、中東の民兵に攻められて立てこもる海兵隊達(@CoD4)。

ところで、腕状の敵メカを机に押さえつけて研究する場面って、T4やMGS4でも見たけど、最近のトレンドなんだろうか。それとも昔からある?

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あっちの高校生の少なくとも1/4が経験済みらしいぜ

麻薬を


シャイニングガンダムのハイパーモードとか、ガイキングのフェイスオープンとか、F91のMEPEとか、仮面ライダー真の変身を観てるから、「ヒーローのクチ」に違和感を覚えるのだと考え始めた24の夏。
そういや勇者王シリーズも合体すると口隠れるよね。


これに対してアメコミじゃロボコップもバットマンもウルヴァリンも口だけ出してるのは興味深い。

Re: タイトルなし

>wadさん
やっぱりアメさんは恐ろしいわぁ…。
またDTネタになりますが、「ビリー・ミリガン」でビリーが13か14のときに数人の女の子たちに詰め寄られて、「えーマジ童貞!?童貞が許されるのは小学生までだよねーキモーイ」(意訳)と詰られる場面でいたたまれなくなりました。
本当は他の人格に切り替わってる時に経験済みだというのに、主人格のビリーさんかわいそうっす。

あ、そうか。
DTがバレそうになっても、「もう一人の俺はすでにDTじゃないのさ…」とか嘯けば完璧じゃないか。
これを実現するにはエロゲの主人公などを脳内人格として設定することによって(ry

キャシャーンも口閉じていたなぁ。って古いな。
ああいうのの源流って、忍者が口を覆面で隠して感情を閉ざすイメージでしょうか?

No title

ヴェネティアーンな仮面舞踏会風「マスク」と忍者風の「覆面」との違い、ってことなのかね。月光仮面は口隠してるが仮面の忍者赤影は口丸出し・・・文化的な背景が根深いようなそうでもないような。

Re: No title

>wadさん
ということは、「百舌谷さん」の師匠は西洋的ヒーローということですか。
wikipediaには「身分や素性を問わず男女が交遊できたという背徳的な雰囲気から上記特殊行為の際に用いられるようになったと推測される。」とあるけれど、身分素性を問わずとも7000円はきっちり払わなきゃならない現代のオトナの世界は世知辛いですな。
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Author:Solidrb
自他ともに認めるMGS(メタルギアソリッド)フリークス。
その証拠に、当初はもっと幅広く話題を扱おうかと考えていた(←大嘘)このサイトも、ずるずるとMGSネタオンリーブログになりかけてきている。

SFを中心に、様々な作品に触れようと目論んでいる。
が、生来のヘタレゆえ、なかなか数がこなせない。

twitterや読書メーターもやっているので、そちらにも是非いらしてください。

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